こんにちは♬
海外とカフェが大好きで世界中を旅しているイラストレーターMocaです☻
この日はLCCジェットスターで成田からケアンズ国際空港へ早朝到着し、シャトルバスでホテルへ。
ホテルで朝食を食べた後は世界遺産キュランダ観光。
『世界の車窓から』のオープニングに10年間使われた100年以上もの歴史のあるキュランダ鉄道に乗ってきました!
キュランダ鉄道は世界最古の熱帯雨林や絶景ポイントの峡谷を通過したりバロン滝など見所も沢山。
今でこそ美しい景色を眺めながらの鉄道旅行が出来る訳ですが、こうなるまでには想像を絶する数々の困難があり、クイーンズランド州に敷かれた鉄道の中で最も難工事だったと言われているのだとか。
また、当時頑張ってくれた人たちのおかげで、雨期でも山中の鉱山へ食料物資が届けられるようになり、ケアンズの繁栄にも大きく寄与する事になったそうです(地球の歩き方リゾートから一部引用)
そんな歴史のあるキュランダ鉄道、この記事では列車内の様子や窓の外の景色など写真たっぷりで書いていきます♬
キュランダへのアクセス
キュランダへは個人でもアクセス可能ですが、弾丸旅と言うこともあり、時間を有効に使い楽をしたいのでオプショナルツアー に申し込みました☻
> > >ケアンズのオプショナルツアーを探す
このツアーは各ホテルにお迎えが来るので、大型バスに乗車しケアンズセントラル駅へ。
バスに乗るとすぐ『シートベルトをしめてください』の案内がありました。 オーストラリアはバスでもシートベルトをするよう義務付けられているみたい!
ケアンズセントラル駅に到着☻
キュランダ鉄道に乗車
写真正面のプラットホームから乗車します!
私はツアーだったのでチケット代は込みでしたが、個人で行く場合の料金は
片道:大人$49 子供$25 家族$123
往復:大人$74 子供$37 家族$184
です。
オプションでゴールドクラスアップグレードは片道1人$48
ゴールドクラスは各種ドリンク(お酒なども)や軽食のサービスが受けられます。
チケットは予約していかなくても窓口で買えばOKです。
私は一般席でしたが、こんな感じのラグジュアリーな席も前方車両で見つけました。
色々な席があるんですねー。
全16車両あるのですが、ガイドさんに促され12車両目へ乗車。
可愛いマーク。
車内はこんな感じでクラシックな雰囲気。 頭上にはキュランダ鉄道工事の歴史を物語る写真が展示されていました。
1886年にアサートンテーブルランドへの物資輸送手段として工事が始まったのですが、数々の困難がありわずか74キロのレールを敷くのに5年もの歳月がかかり29人もの人命が失われたそうです。
その数々の困難とは、急勾配の続く斜面・熱帯雨林の森・切り立った崖・敵意を示す先住民族アボリジニとの対立だそうです。
この問題をひとつひとつ乗り越えてキュランダ鉄道は開業したんですね。
年末で混んでいてこの車両は皆、日本人ツアー客で埋まりました。
ちなみに1番いい席は窓際ですよね! 誰もが窓際に座りたいと思います。
真ん中に座った人は同じお金を支払っているのに景色がほとんど見えなくて不公平ですよね。
そこでガイドさんから『窓際席は交代にしましょう!』との提案があり名所毎に交代しました♬
ガイドさんグッジョブ! おかげでみんなストレスフリーだったと思います☻
出発
出発時間は8:30と9:30なのですが私たちは後者でした。
9:30
ケアンズ駅を出発!
しばらくこんな感じで、のどかなサトウキビ畑などが続きます。
ずーっとあたり一面サトウキビ畑!
この辺りでは1号線が通っているのですが、11,700キロもあって世界で1番長い道路なんだとか。
まず最初にフレッシュウォーター駅に停車しました。フレッシュな水を求めて訪ねた事からこの名前がついたらしい(そのまんまやん )
世界の車窓から
ホースシシューベンド
フレッシュウォーター駅を過ぎ、まず最初の見所ホースシューベンドを通過します。 ここが『世界の車窓から』のオープニングに10年使われた場所。
世界の車窓からの曲を流したかったなー!
このヘアピンカーブからキュランダに向けての急な登り道が始まるんだって。
世界最古の熱帯雨林
ホースシューベンドを過ぎると世界遺産に登録された1億5千万年前の世界最古の熱帯雨林を通っていきます。 そしてだんだんトンネルが多くなってきました。
ケアンズ駅~キュランダ駅までは合計15個のトンネルがあるんだとか。 この景色はトンネルを抜けた合間に撮った写真ですが、またすぐトンネルに入ってしまいました。
有名なヘアピンカーブ
次はキュランダ鉄道の2番目の見所であるストーニークリーク橋を渡ります。
キュランダ鉄道を紹介する時、ガイドブックに必ず載っている場所ですね。
この橋は1890年代半ばに完成したもので、鉄の格子型の骨組みが3本の構脚で支えられているんだって。
橋のすぐ脇には45mの落差を持つストーニークリーク滝が現れました。
その下にはバロン川が望めます!
遠くで見るとこんな感じ(パンフレットから) すごい所を通っているんですね。
でもまたすぐトンネル内へ…
トンネルの合間に眼下に望めた大きな橋があったのですが、ケインコスギさんの出演していたリポビタンDのCM『ファイトォ~! いっぱ~つ!!』のロケをした橋だったそうです オーストラリアでロケしてたんですね。 ガイドさんが『ファイト一発橋』なんて言っていました
ロブズモニュメント
しばらくして、ロブズモニュメントという岩の真横を通過。
あー!一瞬過ぎて撮れなかった!
列車内に展示してあった写真なのですが、ロブズモニュメントとはこの岩。
列車を通すために森を切り開く時、ダイナマイトを使用していたそうですが、この岩は最大の難所区間でダイナマイトでも壊せなかったのだとか。 ここの工事責任者だったのがジョン・ロブ そこで彼の功績をたたえて『ロブズモニュメント』という石碑にしたそうです。
バロンフォールズ駅で休憩
ロブズモニュメントを過ぎ、終点のキュランダ駅の一つ手前、海抜328mの高さにあるバロンフォールズ駅で10分停車したので下車しました。
バロン滝
展望台風になっているプラットホームからバロン滝の景色を望めました。 雨季と乾季で流れ落ちる水の量が違うんだって。
見た事のない蟻
写真撮影に夢中になっていて気づかなかったんだけど、ふと手すりを見たら見た事もない蟻がうじゃうじゃいました。 黄緑とオレンジの蟻!
わ~熱帯雨林の虫ってすごい。そしてキモい!
そろそろ出発の時間。
一回目の汽笛が鳴ったら出発の合図なので列車に戻らないといけないんです!
ちなみに二回目の汽笛が鳴った時は発車しましたの合図なんだって。
乗り遅れた人いるのかなー?
終点キュランダ駅到着
バロンフォールズ駅を出てしばらくすると終点のキュランダ駅に到着。
列車はのんびり走るので、終点のキュランダ駅までは2時間近くかかりました。 でもガイドさんの説明が面白くてあっという間の列車旅でしたね☻
次の記事では、キュランダ・ヘリテージマーケットやランチしたレストランなどをご紹介します♬
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キュランダ鉄道の場所
●キュランダ高原列車 住所:126/142 Bunda St, Cairns City QLD 4870 オーストラリア
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