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カフェめぐりと海外旅行とネコが大好きなイラストレーターです。過去の事や現在の事をランダムに記事にしていきます♬

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上海⑮ 外灘と対岸の浦東の夜景は過去と現在を同時に見られる場所

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こんにちは! Mocaです♬

 

田子坊を出た後は外灘(ワイタン)へ移動しました!

外灘は1842年に南京条約によって外国の租界地(外国が借地した治外法権地)が最初に設定されたエリア。

なので、欧風近代建造物が多数残りまるでヨーロッパのような雰囲気を醸し出しています!

 

外灘の中心地は、黄浦江の西岸・北は蘇州河から南は延安東路までの約1.1kmの地域。

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こんな感じ↑で黄浦江に面してホテルや商社に銀行などが建ち並んでいるのですが、今では東アジアの貿易や金融の中心として栄え魔都と呼ばれるほどに発展したそうです。

 

 

外灘へのアクセス

 

外灘へは地下鉄2・10号線「南京東路駅」から徒歩5分。

外灘へは南京東路から行くのが一般的なのですが、めちゃくちゃ混みます!

なので外灘へ向かう時は1本奥の道を利用するなど、中心の道路は避けてください。

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写真向かって左側へ行くと外灘。

こんな感じでほとんど前に進んでいません。

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混雑ぶりを映したムービー。

こちらをご覧頂くとよく解って頂けると思います。

 

 

ライトアップされた外灘

 

ライトアップされた夜の外灘は上海を代表する人気観光地のひとつ。

 

そのため、めちゃくちゃ混雑しているんですよね(悲)

そして、8月当時はものすごく蒸し暑かった!!!

私は大丈夫でしたが夫が具合悪くなってしまったほど。

なので夏場は水分補給など小まめにとって気をつけてくださいね。

 

ここから先は外灘の建物を少しご紹介します。

 

こちらの、時計台が特徴の洋館は1927年に建設された海関大楼。

外国船から徴税を行う税関で、1928年から変わらず15分毎に時計台が鐘を鳴らすのだとか。
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こちらは1923年築のAIAビル。

旧ノースチャイナ・デイリーニューズ社の社屋でしたが、現在は香港に拠点を置くアジア最大規模の外資系保険会社AIAが入っています。
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どの建物も本当にキレイ。

ちなみに実物で見た方が更に素敵です。f:id:mlc510:20191207191638j:image

 

こちらは1923年築の『上海浦東発展銀行』

1995年までは上海人民政府庁舎だったそう。
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銀行の周りのムービー。

 

19:00になると鐘の音と音楽が流れ、何かが始まりました!

音楽に合わせライトアップが濃くなったり白くなったり建物の端から消えてはついたり、まるで踊っているかのよう。

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5分くらい続き、しばらく眺めていました♡

ムービーも撮ったので編集をしたらまたここにアップしたいと思います。
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浦東の夜景が見える場所へ

 

外灘の夜景を楽しみながら歩いていると左側に階段と遊歩道が見えてきます。

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この階段を登ると浦東の夜景が綺麗に眺められる場所に出ます。

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階段は広く緩やか。
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階段は中山東一路沿いにいくつもあり、前に進まないほど混雑している階段もあるので、空いてるところから行ってください。

 

階段を上り詰めたところ。

ここもすごい混雑ぶりですよね〜。

ただでさえ暑いのに人の熱気で更に空気が悪い!
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人をかき分け、浦東の夜景がよく見える、黄浦江(こうほこう)の近くまで頑張って行きました。

 

やっと見たかった景色まで到着!

とにかく人が多くて、この写真を撮るのも一苦労でした。

 

 

浦東の近未来的な夜景

 

黄浦江を挟んで対岸に見えるのは浦東(プードン)

 

東方明珠塔や上海タワーなどの高層ビルなどSF映画のような夜景が楽しめます♬

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ただ、モヤがかかっていて景色がはっきり見えないのが残念でした。

PM2.5の影響ですね、きっと。

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ガイドブックを見て期待して行くとがっかりするので、お気をつけください。
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ナイトクルーズの船が横切りました。

こちらのナイトクルーズの乗船時間は2時間半で料金は430元からなんだとか。
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ムービーです!

ゴープロを胸に付けて撮っていたので目線が低く見にくいかもしれませんが、よろしかったらどうぞ♬

 


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浦東を背にするとこんな景色。

外灘のライトアップは近くで見ると迫力満点ですが、遠くから見ても綺麗♡

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1930年代に完成した租界建築の外灘と対岸の近未来的な浦東(プードン)

ここだけで上海の過去と現在が同時に見れるのも魅力ですよね。

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蓮のようなビルの下の建物は『旧中国通商銀行』

外灘で最も古い建築物なんだって。f:id:mlc510:20191207191651j:image

 

外灘を満喫したので、次の目的地『豫園(よえん)』へ向かいました。

横断歩道の信号待ちに浦東を背にして撮った写真。

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浦東を背にし、右横に目を向けた時に見えたこのビルは『亜細亜大楼(旧マクベインビル)』

中山東一路の南端に位置しています。
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別角度から。
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外灘と浦東の夜景、さよなら。

名残惜しい気持ちを残しながら後にしました。
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最後に

 

外灘と浦東の夜景、いかがでしたか?

 

とっても素敵な場所ですが、外灘全体がけっこう下水臭いので覚悟して行ってください。

 

昔来た時も臭かったのですが、そこは全然変わっていませんでしたね…

でも慣れるので我慢できるレベルだと思います。

ちなみに当時、外灘では夜景そっちのけでイルミネーション付きの凧あげをみんながしていました。

今では、凧あげをしている人なんて1人もいなかったけど、当時は凧あげで賑わっていたんですよね。

 

頭上を見上げるとキラキラ光る凧の嵐(笑)

すごく綺麗だったな〜。

なので私は未だに夜景よりも凧あげの印象が強いかも。

 

そして当時の方が浦東の夜景が鮮明に見えたなぁ。

まだ空気が今よりキレイだったのかも。

 

現在の浦東はモヤがかっていてそんなキレイではないですが、外灘の夜景は本当〜にキレイなので一見する価値はあります!

ガイドブックよりもキレイ!

昔来た時よりもキレイになってる気がしました。

 

ビル内にはレストランやバーも数多くあるので、上海に訪れた際にはぜひ行ってみてくださいね。

 

それではまた!

 

 

私が今回の旅で参考にしたガイドブックです。

情報量が多くておすすめ。

 

外灘の場所

 

Zhongshan East 1st Rd, Wai Tan, Huangpu, Shanghai, 中国

 

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