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タイ⑳ 詐欺集団に騙されたので手口を公開します!

こんにちは! Mocaです☻

 

タイ3日目、チャオプラヤーエクスプレスボートでワットポーや王宮の玄関口となる船着場に到着した私たち。

前回の記事 

タイ⑲ 水上バス チャオプラヤーエクスプレスに乗船 - Trip&Cafe

ここからはそれらに徒歩で行ける距離なので余裕で着くはずだったのですが、ちゃんと下調べをしてこなかった事が原因で詐欺集団に騙されてしまったのでした!

 

ちなみに私はけっこう用心深く騙されない自信があったタイプ!

自信がある人ほど騙されるって話はよく聞きますが、まさか本当に騙されるとは!

 

今後私と同じ思いをする被害者を出さないよう、この記事ではどうやって騙されたか手口を書いていきます!

この出来事を参考にして頂き、タイ旅行の際は充分にご注意くださいね。

 

 

チャオプラヤーエクスプレスボートの終点でボートを降り目的地へ向かいます。

 

周辺はワットポーやワットプラケーオに王宮など見所は沢山ありそのうちのどれかに着けばいいや!って軽い考えで人の流れに沿って歩き始めました。

 

この軽い考えがそもそもの間違いだった。

 

この辺はオシャレなお店が建ち並んでいました。

 

ウキウキ浮かれる私達(浮かれている場合ではない)

 

大通りに出る前にトイレに行ったのだけど、出たら人の流れが無くなっていました。

 

みんなが向かう方について行けばいいやと軽く思っていたのでこれは大ピンチ!

地図を見てもタイ語で書かれているのでよく解らないしググっても何故か詳しい情報が出てこない…(2017年5月当時)

 

一体どっちに行けば何があるのー!?

行けばどうにかなるでしょ〜♬と、下調べしてこなかった事を激しく後悔

完全に自業自得なんですけどね。

 

あ、ネコちゃん可愛い。

 

とりあえず、最初に目についた建物が目立っていたのでそこかもしれないと思い、行ってみました(適当すぎ)

 

 

1人目の詐欺師

 

門の側に立っている白シャツ黒パンの男性分かりますか?

奴は詐欺師です。

 

道路を渡った瞬間、コイツに話しかけられた私たち。

 

『今日はブッダの日でワットポーは休みだよ。王宮は13時から1時間しか開かないよ』

と流暢な英語で言われた私たち。

 

え? ワットポーって休みあるんだ!

下調べをしていなかったので信じてしまった(ちょろすぎ)

 ちなみに休みはありません)

それにブッダの日って何やねん!

 

戸惑っている私達に男は『ワットポー休みだから別の所に行けばいいよ。僕の事務所が近くにあるから一緒においで。地図をあげるから』と言う。

 

いやさすがにそれはないでしょ。

事務所に付いて来いとか。

『王宮周辺は詐欺師が多く貴金属店に連れて行かれ買うまで監禁される事件が多発している』とネットで見ていた私。

 

そそくさと男の側を離れました。

こいつは事務所に連れ込もうとしたり、見るからに分かりやすい風貌だったので1人目の詐欺師は突破出来た私達。

 

お気付きだと思いますが、詐欺師情報を調べていたにも関わらずその後騙されたんですよね。

私が見ていた情報と、全く違う手口で来たのでまさか騙されているとは思わなかったのでした。

こんな事もあるので多方面から注意しましょう…。

 

 

大学内で迷子

 

逃げるように目の前にあった門の中へ。

しかしここはどこだ?(後日大学だった事が判明)

 

ワットポー?  王宮?

それにしては観光客いないしなぜ?

 

そんな疑問を抱えながら不安な気持ちでウロウロ。

野良猫と僧侶しかいないって言うね(ここで気付け)

 

この子怪我してて可哀想。

 

 

タイ語が読めないのでここがどこか分からない。

更に、ガイドブックや地図にも載っていません。

 

ウロウロさまよっていたら、見知らぬおばさんに友好的に話しかけられたので、ここはどこなの? ワットポーら辺に行きたいって事を話したら『英語は話せないの』とジェスチャーを交えて言われ、たまたま近くを通りがかった男性とバトンタッチ。

 

でも、その男性も英語の癖が強くて何言ってるか全然解らなかったのでお別れした。

私も人の事言えませんが。

 

ここにも猫ちゃん。

不安になりつつも猫に癒される。

 

キレイな何かが出現。 

『ここかなぁ?』なんて一瞬思ったけど観光客いない訳ないもんね。

 

そしてまた猫に癒される。

 

ここでも黒猫ちゃんに癒される。

何やってんだ私達は…。

 

とりあえずさっきの門を出る事にした。

あ、タンマサート大学と書いてあるじゃん!

まさかの大学って言うね。

全然関係ないところを有名な寺院かと思ってウロついていたのでした。ほんとアホですよね〜。

有名寺院だったら人で溢れ返ってるっつーの。

 

初めての場所の下調べって本当に大切。

 

しかしワットポーとか王宮ってどこにあるのよ?

とりあえずここを出て歩いていた。

 

 

2人目の詐欺師

 

その時、果物屋の前で親切なおじさんが『どこに行きたいの?』笑顔で話しかけてきた(実はコイツも詐欺師)

果物屋の前だったのでお店の人かと勝手に思って信じてしまった。

それにすごい優しくて見た目もいい人そのもの!(ほんこん似)

 

『ワットポーかワットプラケーオに行きたい』と言ったらほんこんが、

 

『ワットポーは、今はまだ開いてないけど13時から1時間だけ開くよ。

だから船のクルーズをしてくればいいよ!

水上マーケットがあって楽しいし。

帰って来る頃には開く時間になってるから! 

でもそこまで歩いて行くには遠いからトゥクトゥクで行かないとダメだよ。

あと、この色のトゥクトゥクは高いからこっちにしな。

そんで、こっちの船着場は高いからこっちにしな!』

 

とカタコトの英語で図解しながら何度も念を押して教えてくれた。

 

ほんこん、色んな事を丁寧に教えてくれて親切だなぁ…

それにさっきの男はワットポー休みって言ってたのに休みなんかじゃないじゃん!開く時間が遅いだけじゃん! 

なんて思っていた私達(アホっす)

ちなみに1人目の男はワットポーは休みで王宮が13時から1時間しか開かないと言っていたんですよね。

 

場所が違えど13時から1時間しか開かないと言うのは決まり文句なのかもしれません。

 ワットポーや王宮は無休で8:30〜18:30まで開いてます)

 

ペテン集団の一味とも知らずに、ほんこんの言う事をまんまと信じてしまったのでした。

 

 

『じゃーそうしようか!』と私達。

(そうしようか!じゃない)

 

ほんこんに『あなたがトゥクトゥクを運転して行くの?』聞いたら違うとの事で、近くにいたドライバーを呼び寄せました。

 

 

トントン拍子に、その人のトゥクトゥクに乗って船着場に行く事に。

 

 

今思うと、トゥクトゥクドライバーもペテン集団の一味。3人目の詐欺師です。

 

そしてほんこんは一体何だったの。

店主じゃなかったのかい!

 

 

トゥクトゥクで連行される

 

船着場はけっこう遠かった

そんで、カモられている事に全く気付いていない呑気な私達はトゥクトゥクを楽しんだのでした。

 

写真を撮り浮かれている私。

もうアホ過ぎてこのブログを書いているのも恥ずかしいくらい。

 

実は、行きたかった王宮の横を通過してるんですよね(気付けや)

 

こんな近かったんですよ。ワットポーもね。悔しい〜!

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4人目の詐欺師

 

降りてからボート乗り場へ行くと、上機嫌でフレンドリーな痩せ型色黒中年男性が近付いて来た。

そりゃ上機嫌ですよね。カモが来たんですから。

 

船でどこを回るのか詳しく教えてもらったら『最後はここで降りればいい』と謎の場所を指定された。

 

 

でも、そこで降りたら益々ワットポーから遠ざかるので『ここで降ろしてくれないと乗らない』と強く言い、何とか了承してもらえた。

 

コイツの言う通りの場所で降りていたら、ペテン集団のトゥクトゥクが待ち構えていて『ワットポーに送る』と言われ、言葉巧みに宝石店に連れて行かれるそうです

(後日見た、タイの王宮周辺での貴金属詐欺に遭った人のブログに書いてありました)

 

 

ぼったくられる

 

ちなみにボートは一人1200バーツ(日本円で5千円ちょいくらい)

タイの相場にしてはめーーっちゃ高い。

少し悩んだけど暑さで疲れ切っていたし、東南アジアによくある観光客価格なのかと思い了承してしまった。

 

この値段で1時間リバークルーズしてくれんだって。

途中ワットアルンに寄り、水上マーケットにまで行くと言うのでウキウキしてきた私達。

 

ちなみに水上マーケットですが、そんなものなかった。

1人だけビールを売っている若い男がいたのですが、ボートで近づいてきて『船を漕いでるおじさんに買ってあげたらどう?』と言ってきた。

はぁ?

 

なんで私が仕事中(運転中)のおっさんにビール買ってあげなきゃいけねーんだよw
飲酒運転じゃねーかよ。

 

それにここのどこが水上マーケット?

ビール売りの男ひとりしかいないやん。

 

断ったら機嫌が悪くなり、船のおじさんとコソコソ私達の方をチラチラ見ながら話してた。

あーグルだったわけね。

『あいつらすっげぇケチ!こいつら乗せたの失敗だったんじゃねーの』って悪口言ってるわけですね(被害妄想)

またこの話は後日書きますね。

 

 

ちなみにボートは貸切。

他の同じ船をみても、みんな貸切だった。

 

 

乗っている人は観光客のみで通り過ぎるたびに満面の笑みで手をふってくれる。

私達も苦笑いで手を振り返す。

みんな騙されてるの気付いてないんだね。

 

カモられている事に薄々気づいていたけど、私達はこの後のリバークルーズを思う存分楽しむ事にしたのでした。

なんてったって1200バーツもとられてるからな!!

発想の転換で楽しまなきゃ損ですからね!!!(やけくそ)

 

ちなみにガイドブックにも詐欺師に注意と書いてありますが、私がやられた手口は書いていなかったのであの手この手で変えているのだと思います。

ワットポーや王宮周辺にいる奴はほとんどが詐欺師なんだとか。恐ろしい〜

 

 

騙された流れ

 

今回騙された流れはこんな感じ。

 

①お店の前で、気のいい店主のふりをした詐欺師がどこに行くのか聞いてきて『今の時間は開いてないよー 1時間リバークルーズしてくると開く時間になるから行ってきな』と言う。

 

②たまたま(笑)近くにいたトゥクトゥクドライバーが船着場まで連れて行ってくれる

 

③もう逃げられそうもないどこか分からない船着場でぼったくり価格1200バーツを請求され貸切のボートへ。

 

④水上マーケットがあると言われるものの、いたのはビールを売っている男1人だけ。

 

⑤船を漕いでるおじさんにビールを買ってやれと言われる(グル)

 

⑥とりあえずワットポーには連れて行ってくれるが20分で戻ってこいと言われる(無茶振り)

 

⑦有名なターチャン船着場で降ろしてもらえる

 

こんな感じだったので危険な目には遭ってはおらず、ぼったくられただけで済みました。

 

また、私達はターチャン船着場で下ろせとしつこく言ったためそこで降ろしてもらえたのですが、他の方のブログで見ると、訳の分からない船着場で降ろされたあげく、トゥクトゥクが待ち構えていて、ワットポーに送ると言われるものの貴金属店に連れて行かれ強面の男が数人扉の前に立ちふさがり買うまで監禁されるみたい。

 

マジで危なかった〜! 日本円で約5,000円のぼったくりだけで済んで良かった〜!

 

 

なぜ騙されたか

 

私たちが今回簡単に騙された理由は主に2つ!

 

①場所や休みなど下調べをちゃんとしてこなかった!(情報不足)

 

②果物屋の店員がまさか連携プレーで騙すとは思っていない(先入観)

 

タイには見るからに詐欺師!ってやつが沢山いますが、今回のケースのように優しそうな気のいいちょっと小太りなおじさんパターンもあります。

しかもお店の前にいたので、店主だと勝手に勘違いして信じてしまったのでした。

まさかお店の人が騙すなんて思わないですもんね 

 

今思うとあいつは何者だったのか分からないのですが。本当にお店の人で詐欺に加担してるのかもしれないし…

ほんこんだったのかもしれないし。

 

この人だったら大丈夫かな〜とかお店の人だから騙すことはまずないだろうって先入観は捨てるべきだと思いましたね…。

 

皆様も本当にお気をつけください!

『私は絶対騙されない自信がある!』と自信満々だったにも関わらずコロリと騙されたので。

本当にチョロい女でした。反省。

 

次の記事では騙されながらワットポーに行った話や水上マーケット(笑)の事について書いていきます。

それではまた!

 

 

 

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